Q36:創業時の資金調達についての相談です。

起業したばかりで、自己資金に加えて当面の運転資金として融資を検討しています。

現在、都道府県の創業融資制度と政策金融公庫の融資を同時に申し込んでいるのですが、もし両方とも承認された場合、満額を借りるのが賢明でしょうか?

当初はどちらか一方から600万~700万円程度の借り入れを考えていましたが、仮に両方から融資が受けられる場合、必要以上に借りても問題ないのでしょうか?

(青いリーダー|専門サービス業(他に分類されないもの)|従業員6〜10名|東京都)

#100投稿チャレンジ #36/100

A36:回答

うん、借りられるだけ借りといたほうがいい。創業期なんてキャッシュが尽きたら即死だから、とにかく「手元資金を厚く」しておくのが重要。日本はまだまだ「借金=悪」みたいな感覚があるけど、ビジネスにおいては逆。キャッシュがないことがリスク

考えるべきポイント

1. 金利と返済条件を確認
    • 都道府県の創業融資と政策金融公庫、どっちの方が金利や返済条件が有利かチェック。
    • 金利が低いほうを長期で借りて、キャッシュフローに余裕を持たせるのがベスト。
    • 返済計画を現実的な目線できちんと立てて、返済原資となる事業計画の進捗管理を厳しくチェックすること。
2. 実際に使わなくてもいい、でも持っておく
    • 手元資金としてキープしておけば、いざというときに動ける。
    • 「借りすぎて無駄遣いしそう」とか心配する人いるけど、それは自分のマネジメント次第。
    • 逆に、資金不足に陥ってしまうことのほうがリスク。
    • もちろん、無駄遣いは論外だし、運転資金名目で借りたモノを設備投資などに回してはダメ!
3. 追加融資を考えるくらいなら今のうちに借りておく
    • 創業期にまとまった額を借りておくほうが、後から「追加で貸してください」とお願いするより難易度は低い。
    • 事業が軌道に乗る前のほうが、融資を引っ張りやすいことも多い。
    • 逆に、キャッシュアウトしそうになって金融機関に駆け込んでも融資は降りない可能性が高い。

結論、両方満額で借りられるなら借りといたほうがいい。手元資金が手厚い安心感は半端じゃないし、何より攻めの経営ができる。
ただし、油断して効果のない無駄な経費を使いすぎないように細心の注意でキャッシュフローを管理すること。

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