Q68:個人事業の利益の内部留保の仕方について教えてください。

最近、個人事業を始めたばかりです。ありがたいことに少しずつ利益が出てきたので、将来に備えて留保しておきたいと考えています。

そこでご相談なのですが、利益の留保方法について2つの選択肢で悩んでいます。

1. 事業口座を作って個人名義の預金(非事業用)と分けて管理する

個人事業の事業口座を作って、ここに利益分も積み上がっていくように管理しようかと考えています。ただこの方法だと、日々の事業関連の入出金のなかでだんだん曖昧になってしまい、気づいたら使ってしまいそうで少し不安です。

2. 事業主貸として引き出し、個人名義の預金(非事業用)に移す

一方で、思い切って利益分を事業口座から引き出して「事業主貸」として処理し、個人の預金口座にプールしておくという方法も考えています。ただこちらは、「事業口座からお金を出してしまう」ということに少し抵抗があり、万一事業資金が必要になったときに今度は「事業主借」として処理しなければならないので、手間がかかるし、処理を忘れそうだし、どうなのかな…と不安もあります。

それぞれメリット・デメリットがあると思うのですが、個人事業においてこうした利益の留保をどう扱うのがよいのか、経験のある方がいらっしゃればぜひアドバイスいただけると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

(KY|専門サービス業(他に分類されないもの)|従業員11〜20名|東京都)

A68:回答

僕は個人事業時代、3つの口座で管理していました。

  1. 個人口座(生活用)
  2. 入金口座(事業用)
  3. 支出口座(事業用)

事業口座を入金と支出に分けることで、内部留保は入金口座に溜まっていく仕組み。事業口座同士は振替で処理。生活費は事業主貸で処理。

法人化した後も、入金と支出は口座を分けています。通帳チェックの際に一目瞭然で、融資担当者もわかりやすいしね。

コメント1:

ありがとうございます!

入出金を分けて考えるなんて、正直まったく頭になかったので、目からウロコでした。
とても参考になりました。本当に感謝です!

返信1:

どういたしまして。

すごく便利になりますよ!
がんばってくださいね、応援しています!

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