Q62:経営の専門家と協力し、ブランドを世界へ広げたい!

私はジュエリーのデザインや制作に関して、誰にも負けない自信があります。

これまで10年以上、業績を伸ばし続けてきました。しかし、直近の10年間は赤字が続いており、経営に関する知識の不足を痛感しています。

昨年立ち上げた新ブランドにも強い自信を持っていますが、まだ軌道に乗せることができていません。海外からのオファーもいくつかありますが、契約には至っていない状況です。

私の目標は、このブランドを世界的なジュエリーブランドへと成長させること。そのために、経営の専門家の知見を求めています。

もし、私のビジョンに共感し、力を貸していただける方がいれば、ぜひアドバイスをお願いします!

(ジュエラー|その他の小売業|従業員5名以下|福岡県)

A62:回答

めちゃくちゃ素晴らしいですね!品質も高く、オンラインショップの美しさも圧巻です。ただ、それだけにブランドとしての発信力がもっと欲しい!今のサイトはオンライン販売に優れているけれど、「ブランドの世界観」を伝えるには少し物足りない印象です。そこで、ブランド力を高めるためのポイントを整理してみました。

1. ターゲティングの明確化

商品クオリティが高く万人受けはしますが、それだけでは埋もれてしまいます。そこで、最初は「猫好き」の人に特化したマーケティングを展開しましょう。「猫好き」から「ジュエリー好き」へ広げる戦略です。なぜ猫好きかというと、猫の飼い主には富裕層が多く存在することと、特定のファン層に訴求することで、他ブランドとの差別化が図れるからです。

2. 「ゆりかごから墓場まで」ライフタイム戦略

単なるオーダーメイドジュエリーから、「ライフタイムジュエリー」という新しいコンセプトにシフトします。人生のあらゆるシーンをジュエリーで彩るという提案です。4つの柱で展開し、世代を超えて循環させます。

  1. エンゲージ(婚約):婚約指輪など特別な瞬間を彩るジュエリー
  2. マリッジ(結婚):結婚指輪など生涯のパートナーシップを象徴するジュエリー
  3. メモリーズ(記念):お子様の誕生や結婚記念日など、大切な節目を祝うジュエリー
  4. レガシー(継承):世代を超えて受け継ぐジュエリー(形見・遺品)の修繕・リデザインサービス

ペットのジュエリーもまた大切な一環です。愛するペットのための記念ジュエリーを作り、ペットの思い出をずっと身近に感じることができるようにします。結果としてジュエリーが人生を豊かにする象徴となり、リピーターやファン育成に繋がります。また、これらが資産価値を持つことも伝えます。

3. ブランドストーリーで世界観を発信

猫と家族、そしてジュエリーが織りなす独自の世界観をストーリー化します。そのストーリーをブランドサイト上でしっかり発信することで、SNSでのコミュニケーションもより効果的に行え、ファンとの強いエンゲージメントを生み出します。ブランドサイトは「新規顧客との出会い」、オンラインショップは「購入やリピーター育成」という役割分担を明確にしましょう。

4. 入り口商品の設置

オンラインショップは陳列棚、リピーターが訪れる場所ですが、まだショップを知らない新規顧客には、ショーウィンドウとして機能する「入り口商品」を設けます。入り口商品に特化したランディングページやブランド認知を高めるキャンペーンを実施します。このキャンペーンは単なる値引きではなく、ブランドの世界観を伝え、新規顧客を惹きつけるためのものにします。

5. 戦略的パートナーシップの構築

ブランドの価値観に合ったハイエンドなペットショップ、動物病院、結婚式場、高級レストランなどと提携します。「ライフタイムジュエリー」のコンセプトと親和性の高い場所と協業し、相乗効果を狙います。

6. 紹介制度とコミュニティの形成

既存のファンが新たなファンを呼び込める紹介制度を導入します。さらに、特別な体験や限定情報を提供する会員制のコミュニティやサロンを立ち上げることで、ブランドの熱心な支持者を育て、口コミの拡大を狙います。

とにかく、現状でも素晴らしい魅力や独自性がある商品。世界に通用する予感がリアルに感じます!焦らずにまずは国内から、インバウンドを通じて世界にファンを広めましょう!

コメント1:

ありがとうございます。私も同じ考えですが、実行に移せていません。どうやら広告戦略の方向性を誤っていたようです。

返信1:

長年の実績とご経験がある中で、素直に認められるって、とても素晴らしいことだと思います!

広告はトライ&エラーが必要なので、思ったようにいかないことも当然ありますよね。
ここからが大切で、すでに方向性は明確になっていますから、あとはそれを丁寧に表現できるように調整していけばきっと良い結果がついてきますよ。

次の広告施策やブランド発信について、もし具体的に困っていることがあれば、またいつでもご相談くださいね。一緒に考えましょう!

ホームページ作りって、こんなにカンタンだったんだ。」知識ゼロでも大丈夫。あなたの「はじめて」を応援します。

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