Q14:求人情報は閲覧されているが、応募につながらない。

当社では、かなりの費用をかけて求人情報を作成し、SNSなどで発信しています。その結果、求人ページの閲覧数はある程度あるのですが、実際の応募にはつながっていません。特に、「ゲーム業界で働きたい」「IT企業に就職したい」といった希望を持つ求職者が多く、当社の求人とはマッチしていない状況です。

当社は小規模な造船会社で、現場で働く職人を求めています。しかし、なかなか適した人材を採用できず、スタッフの高齢化も進んでいるため、若い世代に入社してもらい、技術を継承していきたいと考えています。

製造業の皆様は、どのようにして若手スタッフを確保しているのでしょうか?
効果的な採用方法や成功事例があれば、ぜひ教えていただけると助かります。

よろしくお願いいたします。

(なみ|その他の製造業|従業員11〜20名|山口県)

#100投稿チャレンジ #14/100

A14:回答

それはなかなか厳しい状況ですね。結論から言うと、ただ求人広告にお金をかけても、今の若い世代は現場仕事に興味を持ちにくいので、根本的に「魅力的な職業」としての見せ方を変える必要があると思います。

1. 「憧れの職業」にする戦略

今の若者が憧れる職業って、YouTuber、ゲーム開発、ITエンジニアみたいな「クリエイティブで自由度が高い仕事」が多いですよね? でも、実は造船も超クリエイティブな仕事なんですよ。

船を作るって、スケールがデカいし、技術が求められる。「自分が手掛けた船が海を走る」ってめちゃくちゃカッコいいと思うんですよ。でも、それが若者に伝わってない。

例えば、以下のような発信を考えてみてください:

  • TikTokやYouTubeで「職人の技」を発信(「船の溶接ってこうやる」「設計から完成まで」などの短編動画)
  • 若い職人インタビュー(「この仕事のココが楽しい」ってリアルな声を届ける)
  • 「ガチで学べる職人インターン」開催(短期間でモノづくりの楽しさを体験させる)

2. 給与とキャリアパスを明確に

「この業界は給料が低い」と思われてるなら、ちゃんと収入モデルを見せるのも大事です。

  • 「最初は○○円だけど、5年後にはこれくらい稼げる!」
  • 「このスキルがあれば、独立や転職もできる!」

みたいな、「未来が見える求人」にすること。
あと、「職人=ずっと現場」じゃなくて、「経験を積めば管理職や独立の道もある」と伝えるのも重要です。

3. 入口を変える(ゲームやIT好きな若者向けにアプローチ)

求職者の多くが「ゲームやITに興味ある」ってことは、そこを切り口にするのもアリです。

  • 例えば、「3D設計ソフトを使った船のデザイン」や「自動化技術を活用したものづくり」みたいな要素を強調する。
  • **「ゲームの世界だけじゃなく、リアルな巨大船を作ってみないか?」**みたいなキャッチコピーを考える。

最近は「デジタル技術×職人技」みたいな新しいスタイルも出てきてるので、そこに興味を持つ若者もいます。

4. 地域の高校・専門学校と組む

すぐに結果が出る方法ではないですが、地元の工業高校や専門学校と組んで、授業の一環で会社を見学させるのも有効です。
「とりあえず仕事を知る機会」がないと、そもそも選択肢に入らないので。

5. 「若い人がすでに働いている」状態を作る

求人を見るとき、応募者は「自分と近い世代の人がいるか」を気にします。
もし可能なら、一人でも若い人を採用して、その人を前面に出すのも手です。
「この会社、年寄りばっかりじゃないんだ」って思わせるだけでも印象は変わるので。

まとめ

  • 造船の仕事のカッコよさを発信する(SNS、動画)
  • 給与・キャリアパスを明確にする
  • 「ゲーム・IT好き」な若者向けのアプローチを考える
  • 地元の学校と連携して、若者に接点を作る
  • 若手を一人でも採用し、会社のイメージを若返らせる

正直、現場仕事の人手不足はどの業界でも深刻ですが、アプローチを変えれば人は集まるはず。「どうやったら若者にワクワクしてもらえるか」を軸に考えれば、打開策は見つかりますよ!

コメント1:

ご指導いただき、ありがとうございます。

ぜひ参考にさせていただきます。

心より感謝申し上げます。

返信1:

いえいえ、少しでも参考になれば嬉しいです!

採用は本当に大変ですが、工夫次第で必ず変わると思います。ぜひ色々試してみてください。

また何かあれば気軽に聞いてくださいね!頑張ってください!

ホームページ作りって、こんなにカンタンだったんだ。」知識ゼロでも大丈夫。あなたの「はじめて」を応援します。

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